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「173」負け試合

賢い人というか、上手い人というか、そういう人って”自分が負ける試合”はしていないんじゃないかな。これはスポーツとかの話じゃなくって、対人関係というか、コミュニケーションなど、人と交流する様々な場面で、結構そう思うことがある。

例えば、これはすごい例えばの場合だけど、普段全然クラブなんかにいかないような一般的よりももっとネクラな男子が、イケイケのクラブギャルをナンパしても勝率は皆無に等しいと思う。というような、戦う場所が違う場合でも、勝負に行くかいかないかって場面って結構あると思う。例えが全然うまくないな。。

要するに、賢かったり上手かったりする人って、そういう自分の土俵以外では戦わないようにしてると思うのだ。だから鼻から他の土俵に行くことはないし、むしろ相手を自分の土俵に上げるのが上手い。

良いとか悪いとかの話ではなくって、そういった自分の土俵を持ってたり、自分の戦い方を知ってる人って強いよな。でも逆を返せば、自分の土俵以外では非常に弱いということになる。

つまり、賢くて上手いのは確かだけど、それって”カッコイイ”とは違うんだよな。

カッコイイ人って、どんなフィールドであろうが対戦相手であろうが、自分を変えることなく、堂々と待ってる、まるで横綱のような感じを受けるのだ。

そういう”本当のカッコイイ”人になりたいなと、いつも思っている。こうして土俵だとかフィールドだとか、ぐたぐた言ってるようじゃあ、自分はまだまだだなと思う。

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