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「435」買い物の思考

最近、不必要なものを断捨離していて、メルカリに出品したり、誰かにあげたりと、とにかく今後使うか使わないかでスパスパ判断していった。

ブランド物のカバン一つとメガネ一つは、それぞれ今後しっかり使おうと思ったので残すことにした。カバンは品の良い革素材のリュックで、1〜2泊の出張には最適のサイズだし、まあ年齢的にもそれくらい上品なものを持ってた方が良いと思うという理由で残した。

メガネに関しては、4万くらいで購入したブランド物のメガネで、せっかく買ったのにあまり使ってなかった。常時付けている日常用のメガネがもともとあるから、日常用としてじゃなくて、色付きレンズの度入りにして、グラサンとして使えるようにしようと思った。

いざ、買ったお店でレンズ交換が可能かどうかを聞きに行ったら、もちろん可能で、レンズに度を入れることも可能だと。と、一安心したのはよかったけど、レンズ交換、度入り、防水防傷コーティングをすることにしたから、結局2万くらいかかることになった。つまり、手放してお金に変身することも可能だったけど、総額6万円もするメガネに変身を遂げてしまった。

でも、決して”しまったなぁ”という思いはなくて、結局良いものがちゃんと使えるように変身したわけだから、満足感の方が大きい。これから使用回数も増えるだろうし、これからの季節、日中の車の運転時にも色付きグラサンだから使いやすいし、出張した時とかちょっと外出する時なんかにさり気なくかけたり、楽しみが増えたように思う。

断捨離して思ったのは、いらないものはいらない。綺麗さっぱり忘れて、必要なものならもっとちゃんと手入れしたりして長く使いたいなと。その分、これから先何かを買う時に、長く愛着を持って使えるものを買うようにしたいし、安いからって金額だけで選ぶようなことはやめようと思う。20代はそんな失敗の買い物の連続だったように思う。30代は、後世に残るような物の買い方をしなきゃな。

このブランド物のメガネだって、これだけお金をかけたとしても、メンテナンスもちゃんとして丁寧に扱って数年とか長くもたせることができたら、振り返った時に結局は安かったと思えるだろうし。

買い物に対する思考が20代とはまるで違ってきているのは、こうして30代になってみないと気づけなかったことだ。となると、40代、50代とさらに買い物の思考は変化するんもんなんだろうか。

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